「キョンキョンって、どのへんがスゴかったの?」「全盛期っていつ?何歳くらい? なんであんなに人気だったの?」
そんな疑問を、まるっと15問で一気に解消!
昭和・平成・令和をまたいで愛されるレジェンド・小泉今日子さんの黄金時代を、Q&A形式で分かりやすく&楽しく振り返ります。懐かしさに浸りたい人も、キョンキョン初心者も必見です。
- Q1:何年頃が全盛期と言われていますか?
- Q2:全盛期の小泉今日子は何歳でしたか?
- Q3:なぜ人気が出たのでしょうか?
- Q4:代表曲「あなたに会いたくて」「なんてったってアイドル」などヒット曲とそのリリース時期を教えてください。
- Q5:主演ドラマや映画で全盛期に当たる作品を教えてください。
- Q6:オリコン順位や売上枚数などの全盛期の音楽チャート成績について詳しく教えてください。
- Q7:1985年当時流行した「キョンキョン・メイク」「ショートカット」はどんな感じ?
- Q8:全盛期に着用していたアイコニックな衣装やブランドを教えてください。
- Q9:『明星』『平凡』など青春アイドル誌の表紙登場歴を教えてください。
- Q10:全盛期の音楽番組・バラエティでの露出頻度はどれくらいだったの?
- Q11:全盛期のアイドル人気ランキングでの順位推移は?
- Q12:同世代アイドル(早見優、松本伊代など)との違いは?
- Q13:ニューミュージックやシンセサウンド全盛期とのリンクはありましたか?
- Q14:キョンキョン世代が後の世代に与えた影響は?
- Q15:今と当時を比較したビフォーアフター画像はありますか?
Q1:何年頃が全盛期と言われていますか?
ズバリ、1984年から1991年ごろが「キョンキョン全盛期」です。
1982年のデビュー直後から注目されていましたが、1985年の「なんてったってアイドル」で人気が爆発!その後も『木枯しに抱かれて』(1986年)や『あなたに会えてよかった』(1991年)など、ヒット曲を連発。

小泉今日子・全盛期レコード
音楽だけじゃありません。ドラマ、CM、ファッションまで引っ張りだこ。まさに時代の顔でした。
しかも1990年代には、女優としてもグイグイ評価を高め、大人の魅力もプラスオン。アイドルの進化形として、ますます唯一無二の存在になっていきました。
Q2:全盛期の小泉今日子は何歳でしたか?
キョンキョンが全盛期を迎えていた1984年〜1991年、年齢は18歳から25歳。まさに「青春のど真ん中」でした。
18歳で「渚のはいから人魚」がヒットし、19歳で「なんてったってアイドル」で国民的ブレイク。25歳のときには「あなたに会えてよかった」で大人の魅力も炸裂!

小泉今日子 全盛期
この間、歌や演技のスタイルもグングン進化して、年齢とともに変わるアイドルという新しいポジションを確立していったのです。
Q3:なぜ人気が出たのでしょうか?
理由はシンプル、でも最強の4点セットがそろっていたからです。
①ヒット曲連発:「学園天国」「スターダストメモリー」など、耳に残る名曲多数。

小泉今日子 ヒット作
②CM&メディア露出:資生堂などの大型CMにも出演、テレビ・雑誌で見ない日はなし!

小泉今日子 資生堂CM
③ファッションアイコン:ショートカットやカラフルなコーデが若者の憧れに。

小泉今日子 ファッションアイコンとしての存在
④アイドル+αの個性:ただのアイドルじゃない、自分らしさを貫くキャラに共感多数。

小泉今日子 ただのアイドルではない魅力
つまり、歌って踊ってかわいいだけじゃなく、「なんかカッコいい!」って感じさせるオーラがあったんです。だから老若男女に刺さったんですね。
Q4:代表曲「あなたに会いたくて」「なんてったってアイドル」などヒット曲とそのリリース時期を教えてください。
キョンキョンの名曲はとにかく多いですが、代表格はこの2曲!
まずは1985年の「なんてったってアイドル」。アイドルらしさを逆手に取った、軽快でユーモラスな歌詞が話題に。キョンキョン=アイドルの象徴!と印象づけた1曲です。

小泉今日子 何てったてアイドル
そして1991年の「あなたに会えてよかった」。これはもう感涙もののバラードで、累計105万枚を売り上げたミリオンヒット。アイドルの枠を超えて、幅広い世代の心に響きました。
そのほか「木枯しに抱かれて」(1986年)、「夜明けのMEW」(1986年)など、ドラマの主題歌になった楽曲も多数。音楽界でも完全に主役級の存在でした。

小泉今日子 夜明けのMEW、木枯らしに抱かれて
Q5:主演ドラマや映画で全盛期に当たる作品を教えてください。
小泉今日子さんの全盛期は、女優としても多くの代表作を残した時期です。
1985年に放送されたドラマ『少女に何が起ったか』(TBS)は、平均視聴率20%超えの大ヒット。過激なストーリー展開とともに、主演としての存在感を示しました。
また、1983年の『あんみつ姫』(フジテレビ)では、キュートなキャラクターでお茶の間の人気者に。1991年の『パパとなっちゃん』(TBS)では、父娘の絆を描いた温かな物語で演技の幅を広げました。

小泉今日子 パパとなっちゃん、あんみつ姫
映画では『快盗ルビイ』(1988年)や『生徒諸君!』(1984年)など、話題作に次々出演。これらの作品を通じて、彼女はアイドルから本格女優へと評価されるようになりました。

小泉今日子 生徒諸君、怪盗ルビイ
Q6:オリコン順位や売上枚数などの全盛期の音楽チャート成績について詳しく教えてください。
小泉今日子さんの全盛期(1984〜1991年)におけるチャート実績を、オリコンチャート順位・売上枚数・連続TOP10入り記録などを交えて整理します。
① オリコン1位獲得シングルと売上枚数
「なんてったってアイドル」(1985年11月21日)オリコン週間1位、登場15週、売上 約28.4万枚

小泉今日子 なんてったってアイドル
「木枯しに抱かれて」(1986年11月19日)オリコン1位、売上 約27.9万枚

小泉今日子 木枯らしに抱かれて
「常夏娘」(1985年4月10日) 売上 約26.7万枚

小泉今日子 常夏娘
「水のルージュ」(1987年2月25日) オリコン1位

小泉今日子 水のルージュ
「キスを止めないで」(1987年10月21日) オリコン1位

小泉今日子 キスを止めないで
② ミリオンヒット曲
「あなたに会えてよかった」(1991年5月21日)週間最高1位、累計売上 約105.4万枚(日本女性アイドル初のミリオン)

小泉今日子 あなたに会えてよかった
③ 連続TOP10入り記録
女性ソロ歌手として当時最多の12年連続オリコンTOP10入りを果たしました。デビュー直後の1982年〜1993年まで継続しての記録でした。
曲名 | リリース年 | オリコン最高順位 | 売上枚数 |
なんてったってアイドル | 1985年 | 1位 | 約28.4万枚 |
木枯しに抱かれて | 1986年 | 1位 | 約27.9万枚 |
常夏娘 | 1985年 | 1位 | 約26.7万枚 |
水のルージュ | 1987年 | 1位 | |
キスを止めないで | 1987年 | 1位 | |
あなたに会えてよかった | 1991年 | 1位 | 約105万枚 |
ミリオンヒット&女性アイドル初の記録達成 |
12年連続TOP10という圧倒的な安定感 |
これらの数字と記録により、小泉今日子さんは1980年代中盤〜1990年代前半において、音楽チャートでも圧倒的な存在感を発揮していたことが明確に分かります。
Q7:1985年当時流行した「キョンキョン・メイク」「ショートカット」はどんな感じ?
1980年代のキョンキョンは、まさにファッションリーダー。
特に話題をさらったのが、1985年ごろのベリーショート&カリアゲスタイル!当時は聖子ちゃんカット全盛期だったなかで、この潔いショートは超個性的。カッコよさとかわいさを両立したスタイルに、多くの女性が憧れました。

ベリーショート+カリアゲスタイル
メイクも今見ると新鮮です。太めの眉にナチュラルなアイシャドウ、でもリップはパキッと濃いめ。この抜け感×インパクトの絶妙バランスが、唯一無二のキョンキョンスタイルを完成させていました。

太めの眉にナチュラルなアイシャドウ、でもリップはパキッと濃いめ。
「媚びない可愛さ」「自立したアイドル」そんなイメージを定着させたのが、この頃のヘアメイクでした。
Q8:全盛期に着用していたアイコニックな衣装やブランドを教えてください。
キョンキョンといえば、当時のDCブランドを語る上で欠かせない存在でした。
1980年代中盤には、VIVAYOU(ビバユー)のスタジャンがアイコン的アイテムに。テレビや雑誌で着こなすたびに「欲しい!」という声が続出し、若者のあいだで大ブームを巻き起こしました。

小泉今日子・VIVAYOU(ビバユー)のスタジャン
紅白歌合戦でのステージ衣装も話題になり、その後ファッションイベントで展示されるほどの影響力に。私服ではヴィヴィアン・ウエストウッドやラルフローレンをサラッと着こなすスタイルも注目されていました。

小泉今日子・アイコニックな衣装やブランド
衣装選びも演出の一部。キョンキョンは見せ方ひとつで、ファッションそのものを自己表現に変えていたんです。
Q9:『明星』『平凡』など青春アイドル誌の表紙登場歴を教えてください。
キョンキョンは80年代のアイドル誌でも引っ張りだこ!『明星』『平凡』といった青春雑誌の表紙はほぼ常連でした。

小泉今日子・明星と平凡表紙
特に1983年〜1986年は出ずっぱり。『平凡』ではと田原俊彦と一緒に表紙を飾ったり、翌月にはソロで登場したりと、表紙でもグラビアでも大活躍!
毎月のようにカレンダーや付録ポスターにも登場していたので、当時の若者にとっては「雑誌を開けばキョンキョン」という状態でした。
その影響力は今でも根強く、当時の表紙や特集はプレミア価格で取引されることも。まさに時代の顔として雑誌界にもその名を刻んでいます。
Q10:全盛期の音楽番組・バラエティでの露出頻度はどれくらいだったの?
「テレビで見ない日はなかった」と言っても過言じゃないレベルです。
音楽番組では『夜のヒットスタジオ』に1982〜1990年で通算67回も出演。毎週のようにテレビに登場していた時期もありました。

小泉今日子 夜のヒットスタジオ
さらに『紅白歌合戦』には1984年〜1988年まで5年連続で出場。キョンキョンが登場すると「今年も年末が来たな…!」と感じる人も多かったはずです。
バラエティや歌番組でもその明るさとトーク力を活かして活躍。歌って、しゃべって、演じて。とにかくメディア露出の塊でした!
Q11:全盛期のアイドル人気ランキングでの順位推移は?
キョンキョンのランキング推移をざっくりまとめると、「ずーっと上位キープ、むしろ伝説入り」です!
1985年ごろには、オリコン系や各音楽誌のランキングで軒並みトップ3入り。特に『なんてったってアイドル』の頃は、松田聖子・中森明菜とともに三大アイドルとして並び称されていました。

小泉今日子、松田聖子、中森明菜アイドル時代
その後も安定した人気をキープし、1991年の『あなたに会えてよかった』でミリオン達成。アイドル人気の枠を飛び越えて「国民的な存在」へと昇格。
そして令和の今も、80年代回顧系ランキングでは必ず登場。2024年のgooランキング「80年代歌姫部門」では第3位、Amebaブログの読者アンケートでも2位にランクインするなど、衰え知らずの評価ぶり。
全盛期だけでなく、今でも推されるレジェンドっぷりがキョンキョンのすごさです!
Q12:同世代アイドル(早見優、松本伊代など)との違いは?
明るくて親しみやすいのに、どこか飄々としていて、自分の意見をしっかり持っている。ちょっと型破りで自由奔放だけど、そこが魅力的。そんな自立系アイドルという新しいスタイルを築き上げていたのが小泉今日子さんでした。
早見優さんはインテリで洗練された帰国子女アイドル、松本伊代さんはふんわり可愛い天然系お姫様キャラとして愛されていましたが、キョンキョンはそのどちらとも違うポジションでした。

小泉今日子、早見優、松本伊代アイドル時代
Q13:ニューミュージックやシンセサウンド全盛期とのリンクはありましたか?
バッチリありました!むしろキョンキョンは時代の音にどんどん乗って、アイドルソングの枠を突き破ってました。
1984年のアルバム『Betty』では、当時注目されていたシンセサイザーや打ち込み系のサウンドをしっかり導入。おしゃれでちょっとクールなアレンジが光っていて、ニューミュージック的な空気を漂わせていました。

小泉今日子アルバム
さらに1988年のシングル『Good Morning-Call』は、小室哲哉さんが作曲を担当し、完全デジタルサウンド。シンセポップど真ん中の楽曲に挑戦していて、「アイドル=歌謡曲」の固定観念をいい意味で裏切った名曲です。
つまりキョンキョンは、アイドルソングに時代のサウンドを持ち込んでポップカルチャーの最前線を走ってた存在。懐メロにとどまらない、新しいもの好きの先駆者でした。
Q14:キョンキョン世代が後の世代に与えた影響は?
めちゃくちゃ大きいです。というか、今の自分らしさ重視アイドル文化の原点は、まさにキョンキョン世代。
それまでのアイドルは「事務所が決めた衣装・言動」が当たり前。でもキョンキョンは、髪型もファッションも発言も自分の意思でチョイス。媚びずに自分らしく振る舞う姿が、90年代以降の女性タレントに大きな影響を与えました。
その流れを受けて、中山美穂、広末涼子、柴咲コウといった自己表現系ヒロインが続々登場。

中山美穂、広末涼子、柴咲コウ
さらに、「アイドル=一過性」って偏見も、演技派として地位を築いたキョンキョンが打ち壊しました。「アイドルから女優」への流れをスタンダードにしたパイオニアでもあるんです。
ファッション界でも影響絶大!DCブランドやショートカットブームの火付け役として、雑誌『non-no』や『Zipper』世代にも多大な影響を与えました。
つまり、キョンキョンはただの人気者じゃない。アイドル文化そのものをアップデートした存在なんです!
Q15:今と当時を比較したビフォーアフター画像はありますか?
ビフォーアフターで見るキョンキョン、これがまた激アツなんです!
80年代はまさにエネルギー爆発アイドル。ぱっちりお目々にツヤツヤ肌、原色ファッションで画面の中から飛び出してくるような存在感。雑誌も音楽番組もドラマも、どこを見ても「THE・時代のアイコン」でした。
で、今のキョンキョンはというと、ナチュラルメイクにゆるっとした髪型、上品でシンプルなファッション。全体的に力の抜けた美しさが漂ってて、まさに大人の余裕。

80年代と2025年のきょんきょん
この変化、見た目の違いだけじゃありません。「若く見せる」じゃなくて「年齢を楽しむ」スタンスがカッコいいんです。
ビフォーアフターを比べると、流行を超えた存在感とか、自分らしさを貫く芯の強さがビシビシ伝わってきます。だからこそ、今も昔も変わらず憧れの人なんですよね!
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