ついに、ノニ・マドゥエケ選手のアーセナル移籍が正式決定となりました。チェルシーからの加入ということで、プレミアリーグ内でも大きな話題となっています。
そんな中、いま改めて注目されているのが、彼がチェルシー時代に残したインパクトあるゴールの数々。
その中でも特に印象的なのが、2025年春のヨーロッパ・カンファレンスリー(UECL)準々決勝で決めた、途中出場からの一撃です。
このゴールには、マドゥエケ選手の「判断力」「技術」「静かに決めるセンス」が詰まっていました。
【まずは映像で確認】UECL準々決勝の得点シーンはこちら
まずはこのゴールをご覧ください!
試合:2025年4月/UECL準々決勝 第2戦
得点時間:後半77分ごろ
アシスト:ジェイドン・サンチョ選手
スコア:チェルシー 2-0 → 3-0
一見するとダメ押しの1点に見えるかもしれませんが、内容を見れば見るほど、彼のポテンシャルと冷静な判断力が光る1点だとわかります。
【プレー解説】ゴールまでの動きと判断の速さに注目
後半、サンチョ選手のパスを左サイドで受けたマドゥエケ選手。相手DFとの距離感を冷静に測りながら、ほぼワンタッチのような形でボールを前に持ち出します。
そして次の瞬間、利き足ではない左足でゴール右下へシュート。これが見事に決まりました。
ポイントは、「スピードを落とさずにシュートに持ち込んだこと」と、「逆足で狙ったこと」。どちらも、余裕と判断力がないとできないプレーです。
【技術分析】逆足シュートとスピードの緩急がすごい!
①ドリブルとシュートのつなぎがスムーズ
→ 足元の技術が安定しているから、トラップがぶれず、次の動作にスッと入れています。
②あえて逆足でのシュート
→ これが意外性になり、キーパーの反応を遅らせました。読まれないゴールって、こういうことなんですね。
③シュートのタイミングが絶妙に早い
→ GKが構える前に打ち切っているので、コースが完全に空きました。
【戦術の中での価値】途中出場でも信頼できる選手と証明
このゴール、単に「3点目だから目立たない」というものではありません。
・途中出場でありながら、
・試合のリズムを壊さず、
・しっかりポジションをとり、
・決定機を逃さない。
これは、監督からすると安心して出せる選手という評価につながります。
アーセナルでは、サカ選手の控えとして見られがちですが、流れを変えるジョーカーとしても大きな武器になる可能性があります。
【まとめ】派手じゃないのに印象に残る決める力
マドゥエケ選手のこの1点には、派手なドリブルや強烈なシュートとはまた違う、「冷静さ」や「判断力」が光っていました。
20歳という若さで、この落ち着き。
これからプレミアのトップクラブでどう成長していくのか、ますます楽しみになりますね。
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