私自身、コロナ禍以降に在宅ワークが増え、毎日ZoomやTeamsでの会議が当たり前になりました。最初のうちは画面に映る自分の顔が「なんだか疲れて見える」「地味に見える」と気になり、会議後に落ち込むこともありました。
ある日、同僚から「今日、なんだか明るい雰囲気だね」と言われたのですが、その日は小さなパールのピアスをつけていた日でした。この経験から、顔まわりのジュエリーがオンラインでの印象を大きく左右することを実感しました。
この記事では、私や周囲の実体験をもとに、リモート時代に映えるジュエリー選びのコツをお伝えします。
どんな印象を作りたいか?で選ぶジュエリーが変わる
オンラインではどんな印象を作りたいか?でのジュエリー選びが重要です。私の友人たちが戦略的にジュエリーを選んだエピソードを紹介します。
■ケース①:パールの一粒ピアスで「きちんと感」がアップした40代女性
私の友人で、都内の大手企業に勤める40代のYさんは、リモート会議が増えてから「午後になると顔色が悪く見えてしまう」と悩んでいました。ある日、彼女が8mmのパールピアスをつけて会議に参加したところ、同僚から「今日は上品で明るい印象だね」と声をかけられたそうです。

顔周りが明るくなるパールのピアス
Yさんは「パールのピアスは地味かと思っていたけど、画面越しだと自然なツヤが出て、顔色がパッと明るく見え、しかもきちんと感がアップしたみたい。」と話してくれました。この体験談は、私自身がYさんから直接聞いたリアルなエピソードです。
ケース②:顔タイプに合ったイヤーカフで垢抜けた印象に
友人の30代のフリーランス・Sさんは、自宅からオンラインで全国のクライアントと商談を行う日々で、「私、顔がのっぺり見えがちで、存在感が薄いって言われるんです。メイクを頑張っても、画面越しだとどうしてもぼんやりして見えるのが悩みでした。」と話していました。
私は、「Sさんの雰囲気だと、ゴールドのイヤーカフが似合いそうだよ!」とアドバイスをしたところ、早速取り入れてくれました。

ゴールドのイヤーカフ
「顔の横に立体感が出るだけで、いつもの顔なのになんか垢抜けたって言われました。顔のときも華やかに見えるし、自分自身のテンションも上がるんです。」と嬉しそうに報告がありました。
最近では、取引先からスタイルの参考にしてますと言われることも増えたとか。
ケース③:レース華奢ネックレスで親しみやすさを演出した60代
先輩の60代のNさんは、オンラインで行っている趣味の教室で講師をしている女性で、「対面と違って、生徒さんとの距離感をどう取ったらいいか分からなくて…。あまり飾ると壁を感じさせてしまうし、カジュアルすぎても信頼感がなくなるし…」とお悩みの様子でした。
そこで私は、「Nさんのナチュラルで親しみやすい感じを出すには、レース風のダイヤのネックレスがいいんじゃないかな?エレガントで信頼感も保てるよ。」とアドバイスしました。

レース風のネックレス
後日、「首元に小さなきらめきがあると、全体の印象が柔らかくなるね。特に、初対面の方でも話しかけやすい雰囲気が作れるようになった気がする。」とうれしい報告がありました。
画面映えを高めるジュエリー選びの5原則
画面越しの印象を左右するのは、実は顔まわりの工夫。ジュエリーの選び方ひとつで、清潔感・知性・華やかさが劇的に変わります。私も実際にやっているプロがすすめる5つの基本を解説します。
① 小さくても光を感じるデザインを選ぶ
私が実際に試した中で、画面映えするのは「小粒のダイヤ」や「淡いピンクサファイア」など、控えめでも光をキャッチするジュエリーでした。特に、暗めの部屋でも一粒ダイヤのネックレスは首元に自然な輝きをプラスしてくれます。

ピンクサファイヤのイヤリング
友人のSさんも、「小さなフープピアスをつけるだけで、顔が明るく見える」と話していました。リモート会議では派手さよりも自然な明るさを意識すると好印象です。
② 顔型に合わせて縦か横かを意識する
私は面長なので、画面越しでは、顔の輪郭がより強調されやすくなることを考慮して、横に広がるフープや丸みのあるイヤリングでバランスを整えています。友人のMさんは丸顔なので、縦長のピアスや垂れ下がるデザインで顔をスッと見せるようアドバイスしました。

顔の形に合わせたピアス
お客様へのアドバイスも常に顔型とジュエリーのシルエットの相性を意識して、自然と洗練された印象になるようにしています。
③ ネックレスは鎖骨下〜バスト上が映える
私はリモートでは胸元の見える範囲が限られているため、ネックレスの長さにを気にします。長さによってはまったく映らないこともあるからです。一般的な40〜45cm程度の長さ(プリンセス丈)が最も画面に映えやすく、顔まわりの印象を引き締めてくれます。

チェーンの長さに注意する
チェーンだけでなく、トップに程よいボリュームが来るように、画面を見ながら調節するといいです。
④ 画面の光量・背景と合わせる
リモートでは、自然光の自然光の有無や壁の色によって、ジュエリーの映え方は大きく変わることを実感しています。私の部屋は午後には暗くなってしまうので、白系(パール・シルバー)など光を反射しやすい色を選ぶようにしています。

暗い部屋に映えるジュエリー
明るい環境でお仕事されているなら、ゴールド系で落ち着いた高級感を演出するのが効果的です、背景が白っぽい場合は濃い色味の石を選ぶと、画面全体のトーンとのバランスが保たれます。
⑤ 主張しすぎず、でも何もないはNG
私はリモートでの画面越しの第一印象をとても大切にしています。伝えられる要素が限られているので、真剣勝負です。大ぶりすぎるものや煌めきが強すぎるものは悪目立ちしますが、まったく何もつけていないと顔まわりがのっぺりして、印象が薄くなりがちです。

主張しすぎず、でも何もないはNG
好印象を与えられるように、控えめな中にも華やかさがあるデザインを選び、程よく大人の品格がにじみ出るように工夫しています。
【プロ直伝】迷ったときに3秒で印象が上がるジュエリー3選
私が実際に使ってみて「これは間違いない!」と感じた、リモート会議で即効性のあるジュエリーを3つご紹介します。
①一粒パールピアス(6〜8mm)
仕事の打ち合わせやプレゼンの日は必ず着けています。どんな服装にも合い、画面越しで肌が明るく見えるのがポイントです。

仕事時に着用のパールピアス
特にグレー系のパールは、肌色を健康的に見せる効果があり、長時間のリモートでも疲れを感じさせにくくしてくれます。フォーマルにもカジュアルにも使える汎用性の高さも魅力です。
②小さめの地金フープイヤリング
ゴールドのフープは、カジュアルなTシャツにもきちんと感をプラスできる万能アイテム。私の母も「これをつけると自信が持てる」と愛用しています。年代問わず1つは持っていたいアイテムです。

地金のフープピアス
私はしっかりとメイクした日にあえてシンプルなジュエリーをつけるときに選んでいます。
③一粒石ネックレス(ダイヤやカラーストーン)
首元にさりげない輝きがあるだけで、顔全体が明るく見えます。私は誕生石のアクアマリンを選んで、会話のきっかけにもなりました。揺れずに耳にしっかり収まり、主張しすぎないのに、顔まわりに立体感を加えてくれるので、画面映えにも◎。

1粒石ネックレス
肌の色や背景に応じて、ゴールドかシルバーを選ぶとより洗練された印象に仕上がります。私は石の種類にかかわらず、トップは小粒で控えめなものを選び、チェーンの長さは鎖骨あたりに収まる40〜45cmをつけています。
まとめ|リモートでも私はここにいるをジュエリーで伝える
リモートワークが当たり前になった今、私自身も「画面越しの第一印象」に悩んできました。けれど、顔まわりのジュエリーを少し工夫するだけで、気持ちまで前向きになれることを実感しています。
実際に友人や家族と「今日は何をつけているの?」と話題にすることも増え、オンラインでも自分らしさを表現できるようになりました。
ぜひ、みなさんもお気に入りのジュエリーで私はここにいるという存在感をさりげなく伝えてみてください。小さな工夫が、大きな自信につながります。
リモートで手元が気になる方はこちらも参考にしてください。

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