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ロサンゼルス暴動で大谷翔平の試合は見られる?日本人旅行者への最新影響まとめ

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ロサンゼルス暴動で大谷翔平の試合は観られるのか?

現時点では、エンゼルスの本拠地であるアナハイム・スタジアム(Angel Stadium)での試合は予定通り開催中です。大谷選手も通常通り出場しており、観戦チケットの販売も継続されています。

ただし注意点もあります:

試合終了が遅くなる場合、ロサンゼルス市内の外出禁止令(20時以降)にかかる可能性あり

公共交通機関は一部減便・ルート変更中

夜間のダウンタウン方面への移動は避けるのが無難

6月14日の読売新聞の記事を要約すると、
リトルトーキョーは、ドジャースの本拠地スタジアムにも近いダウンタウンの一角に位置しており、戦後に日系人が築き上げた全米最大級の日本人街として知られている。

市当局は6月10日から夜間の外出禁止令を発令しており、午後8時から翌朝6時までは外出が制限されている。この影響で、リトルトーキョーの多くの店舗が夕方には営業を終えざるを得ず、客足の減少に拍車がかかっている。

老舗ラーメン店「こう楽」のオーナー・徳田護さん(47)は、「売り上げは5分の1にまで落ち込んだ」と語る。さらに、暴徒によるスプレーの落書きを止めようとした際には、顔にスプレーをかけられそうになったという。「多くは平和的なデモなのに、一部の過激な行動が全体を台無しにしている」と、怒りをにじませる。

リトルトーキョーでは、暴徒化した一部集団によってガラスが割られたり、盗難が発生するなどの被害が相次いでおり、各店舗は警戒を強めている。防犯団体のブライアン・キトウ会長(68)は、「夜になると街の雰囲気が一変し、店側はとても神経をとがらせている」と話す。実際、多くの店が被害を防ぐために、窓に板を貼るなどして自衛している状況だ。

https://x.com/martytaka777/status/1932228464268206189

つまり、アナハイム滞在をベースに、日中の移動・観戦であれば問題なしですが、
市街地や空港周辺では最新情報を確認する必要があります。

アナハイムとロサンゼルスの位置関係とは?

「ロサンゼルス=危ない」と思ってしまうのは誤解かもしれません。

実際には、アナハイムはロサンゼルス中心部から車で約38分の郊外に位置しており、
暴動の中心であるダウンタウンとは地理的にも距離があります。

過去の事例(1992年ロス暴動)でも、アナハイムやディズニーランド周辺は平穏で、今回も現地メディアは「暴動の影響は今のところ確認されていない」と報じています。

旅行者・留学生が注意すべき3つのこと

1. 外出禁止令の時間と範囲を確認
ロサンゼルス市内では午後8時~午前6時の夜間外出禁止令(カーフュー)が発令中。
これは観光客にも適用されます。違反すれば、事情を問わず逮捕や罰金の対象になる可能性もあります。

2. SNS投稿や現地の撮影に注意
抗議デモ中の無断撮影やSNS投稿は、参加者から「監視者」と誤解される危険もあります。特に日本人は「無自覚に近づいてしまう」傾向があるため注意が必要です。

3. 最新情報は必ず外務省・総領事館で確認
在ロサンゼルス日本国総領事館や外務省の渡航安全情報を事前にチェックしましょう。
現地でのデモ予定、外出禁止令の変更、治安状況など、SNSより正確な情報が得られます。

旅行をキャンセルすべき?判断のポイント

現時点で航空会社(JAL/ANA)は通常運航を続けており、空港(LAX)も通常営業中です。ただし、以下の条件に当てはまる場合は、再検討をおすすめします。

条件 判断の目安
滞在拠点がロサンゼルス中心部 キャンセル・変更を検討
ダウンタウン経由での観戦を予定している ルート変更を
高齢者や未成年を含む家族旅行 安全優先で延期も視野に
不安を感じる・精神的に影響を受けやすい方 無理に行かない判断も大切

まとめ:観戦は可能、「知らなかった」では済まされないリスクを回避する

ルートの見直し

現地情報の確認

夜の移動や観光の制限

といった基本的な対策をとって、安全で後悔のない観戦体験をしてほしいと思います。

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